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NTT 675S-A2(大型ピンク電話)(1985)

こんな物まで入手してしまいました。昔よく喫茶店などに置いてあったピンク電話です。

ピンク電話は「特殊簡易公衆電話」(←Wikipediaの記事にとびます)といい公衆電話と普通の電話の中間のような物で他の公衆電話(緑色のやつとか)と違い個人で所有、管理しています。

NTTが管理している公衆電話と違い電話機本体も個人所有な事が多いので本体も比較的簡単に入手出来ます。

こんなやつです。見覚えがある人も多いかも?病院や公共施設にも置いてあるのを良く見かけます。

これはヤフオクで入手。鍵付きなので普通の電話としても使用出来ます。

ダイヤル。大型ピンク電話には初期型の675型と後期型の675S型があるようです。

初期型はダイヤルの穴の中に目印の・が付いています。

「ビーッ!と鳴ったらもう1枚」の紙も懐かしいですね。

10円投入口。100円玉は使えません。

104番号案内も利用出来なかったようです。

この機種自体は電電公社時代の登場ですがこれはNTTになってからの生産分なのでNTTロゴが。

返却口。書体がレトロ?

受話器。当時の黒電話(600型)と同じ物のようです。

受話器を取るとフックスイッチ。

受話器を反対側から。ここも600型と同じです。

横から。よく見ると下の白い部分にふたがあります。

中には鍵穴。これを動かすと本体の分解が出来ます。

背面。ここにも鍵が。

ここの鍵はKSキーと言って課金モード(10円を入れないと動かない)と無料通話モードを切り替える事が出来ます。

無料通話モードにすると普通の電話と同じように使用出来ます。

ここのゴツい出っ張りは引っ張るとコインケースを開ける事が出来ます。穴に鍵を通すとロックする事も出来ます。

コインケースは左側面に。

裏側。ゴム足が付いています。

銘板。675S-A2型で85年製です。電信電話公社ではなく電信電話株式会社(=NTT)になっています。

おまけ 内部画像です。なにやらメカっぽくてカッコいいですがかなり複雑そうです。

着信音のベルはこんな所に埋まってます。音は600型とも4号とも違う独特の音です。手前にはコンデンサ?

10円が入る部分。表から見ると10円が入って落ちるだけのようですが中はこんなに複雑です。

背面側から。基板が張り付いてます。

 

2010/1/22作成開始

 

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