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昭和なスーパーめぐり番外編・松山三越

四国遠征シリーズとして愛媛県松山市にある松山三越の記事をお送りします。

何故か地方にある三越は情報が少なく全貌がつかみにくいのですがここ松山三越は1946年にオープン。

三越としては戦後初の出店店舗で当初は三越松山店を名乗っていました。

現在(2010年から)は三越本体から分社化された株式会社高松三越が運営する店舗になっています。

店舗全景。割とおとなしめな外観をしています。

でもそこはさすがデパート、入り口の前はなかなかの風格。

三越の店舗には必ずいるライオン像。ちなみに閉店した店舗の分は全て三越の倉庫に保管されているらしいです。

ライオン像の解説。下に書き出しておきます↓

三越のシンボル

ライオン像について

 このライオン像は日本橋三越本店にあるブロンズのライオン像が母型となっています。

本店のライオン像は1914年に日本に置ける近代百貨店の始祖、日比翁助が

 ロンドンのトラファルガースクエアのネルソン提督像の下のライオン像を

模してつくらせたものです。

 このライオン像には「人目にふれないでこのライオンにまたがると

入学試験や就職試験に合格する」という言い伝えがあります。

株式会社三越       昭和47年11月 設置

そんなライオン像の後ろにはプレート群が。

一番上は誇らしげな「MITSUKOSHI SINCE1673」のプレート。

大規模小売店舗。昭和49年3月15日。

そして定礎。平成3年9月となっています。この年に大規模な増床・改装が行われたようです。

地下食品売り場への階段前にあったプレート。

たぶん裏側からの1枚。結構ゴージャス。

ここの入り口前。いかにもデパートって感じです。

向かいには駐車場棟がありました。

商店街側入り口。商店街のアーケードの中にあります。で、ここから入ったのですが…

凄い吹き抜け!!さすが三越です。

吹き抜けの下は催事場のようになっていました。これぞデパートの醍醐味。

エスカレーターも見ときましょう。丸ボディではありませんでした。ベルトの色(淡いピンクみたいな感じ)が珍しいです。

ランディングプレート。階数表示とHITACHIが金文字になっているのがデパートらしいです。

落ち着いた雰囲気のエレベーター。

呼び出しボタン。ちょっと控えめ。

中は老舗のOTIS製でした。手動運転には非対応ですが(更新で無くなった?)日本橋本店と同じモデルです。

三越をはじめ古めのデパートにはOTISが採用されている事が多かったのですが近年は改装などで数を減らしてきています。

ドア上インジケータ。

サブの操作パネルも設置。

中央には「ただいま自動運転中でございます。ご利用の際は、誠に恐れ入りますがご用の階数ボタンをお押しくださいませ。」とデパートらしい言い回しのプレートがあります。

最後に階段を上って屋上チェック。

屋上に到着!

定番の神社がちゃんとありました。

若干休憩スペース的な所がありましたが大部分はこのようにフットサルコートに転用されていました。

入ってすぐの吹き抜けが印象的だった松山三越。松山市駅前のいよてつ高島屋(旧・いよてつそごう)と共に愛媛の百貨店需要を支えています。

==店舗データ==

店舗正式名

松山三越・ファッションタウンアヴァ

所在地 愛媛県松山市一番町3丁目1番地1
開店日 1946年(昭和31(1956)年6月の情報もあり)
階数

地下2階/地上8階/屋上

店舗面積 22045平方メートル
エレベーター/エスカレーター OTIS/日立
営業時間

1〜3F:10〜20時

4F〜:10〜19時(レストランは11時〜22時)

アクセス

電車:伊予鉄道城南線 大街道駅の前                       

駐車場

あり(1000円以上お買い上げで1時間、2000円以上お買い上げで2時間無料、

さらに三越・伊勢丹のカード提示で+1時間無料)

備考

 

届け出上は隣にある全日空ホテル・ファッションタウンAVAと松山三越は同じ店舗の扱いらしいです。

2012/6/13作成開始

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