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長崎屋小樽店

久しぶりの長崎屋です。北海道から小樽店。

小樽といえば古い歴史的な建物が多く残り、小樽運河も有名な日本有数の観光都市。

日本銀行の旧小樽支店があったりJR小樽駅は登録有形文化財だったりします。

そんな小樽の駅前に1975年からそびえ立つ長崎屋。

ドンキホーテ色が強い長崎屋が増えてきた現在ですが、ここは昔からの長崎屋の雰囲気が濃く残る貴重な店舗です。

今回の使用機材：FUJIFILM FinePix F550EXR

JR小樽駅を降りるとすぐ目の前に現れます。地上7階、地下1階の建物。

「サンポート」というショッピングセンターの核テナントということになっているようです。

もっと引いて店舗全景。

屋上広告塔が細長い変形タイプなのが珍しいですね。長い方にはローマ字、狭い方にはサンバード君が単独で書かれています。

3階は最近の改装でドンキホーテになりましたがそれ以外は全て昔ながらの長崎屋を維持しています。

店内で「サン・サン・サンバード♪長崎屋〜のサンバード♪」とBGMが流れていたのにはびっくりしました。まだ使ってたんですねこの曲。

入り口。ここは現代風に（？）改装されているようです。

ドアにはサンバード君がいっぱい。

裏の入り口。

定礎。昭和49年8月です。大規模小売店鋪プレートは見つかりませんでした。

地下街入口。縦に長い看板でローマ字表記なのは珍しいような気がします。

そういえばこの店舗は漢字の「長崎屋」の文字が外の看板に無いような…

地下街入口を入った所。専門店街になっています。

この専門店街もなかなかレトロな雰囲気でした。

こんな感じで地下は天井が低い部分があります。

営業案内の看板。細かい所ですがこういうのも長崎屋が減った今となっては貴重です。

サンバード長崎屋ごみ箱。帯広店にも同じやつがありました。

1階中央にある広場ではFMおたるの公開録音をしていました。

鏡張りの天井に白熱灯の電飾がレトロでナイス。

そんな広場の近くの壁には壁画が描かれています。

壁画の解説。クリックすると拡大します。

「気品あふるゝこの作品は小樽市民の広場の象徴にふさわしいものです。」

さっきの広場は市民の広場だったらしいです。この長崎屋が駅前（というかこの地域）で重要な役割を担っているのが分かります。ごれがドンキになった日には…

エスカレーターの注意にも長崎屋。

かごはドンキグループになってから取り替えられたもののようです。ドンキの食品売り場「情熱食品」でも同じ色で文字だけ違うやつが使われてました。

最近になって「崎」の右上が「大」から「立」に変更されたみたいですね。本当は「立」のほうらしいですが常用漢字ではないせいかずっと「大」のほうを使っていたようです。

ちなみに「立」のほうはパソコンだと機種依存文字なのでWindows以外だと見れない事があるらしいです。うちのMacでは一応見えるみたいですが…

話がそれてしまいました。牛乳パック回収箱。

右下の「悠々快適　サンバード長崎屋」は昔のキャッチコピーかなんかでしょうか？

エレベーターは綺麗に更新済みでした。

そのエレベーターはガラス張りになっていて駅前のほうが一望できます。

茶色い建物が小樽駅の駅舎。

古そうなカート。昔のカートってたいてい銀色で持ち手が赤ですよね。いつから現代の黒いやつになったんでしょうか。

ありがとうございました。

駐車場の看板にはでかでかと長崎屋の文字が。

シャッターにはサンポートのロゴと長崎屋のロゴ。サンバード君が青い…！全国でもここくらいなんじゃないでしょうか＞青いロゴ

夕暮れの長崎屋小樽店。そろそろ明かりが点き始めます。

近くに寄ってもう一枚。

隣には立体駐車場もありました。ここの看板は漢字で長崎屋です。

附置義務駐車施設なんてあるんですね。

久しぶりに昔ながらの長崎屋を見たような気がします。店内も活気がありまだまだ行けそうでした。

長崎屋が激減した今、往事の長崎屋を伝えていく貴重な店舗として、そして市民の憩いの場として今後も末永く残っていって欲しいですね。

小樽に行ったら小樽運河のついでに長崎屋もどうぞ。

＝＝店舗データ＝＝

建物の名前は「駅前第2ビル」。これは駅前再開発時に建てたビルに付けられた名前のようです。

向かいの紀伊国屋などが入っているビルが「駅前第1ビル」、隣にある小樽国際ホテルが入っていたビルが「駅前第3ビル」（現在はホテルが閉店し建て替えて新小樽駅前第3ビル）となっています。

なんとも安直な名前…まぁ分かりやすいですが^^

2011/12/26作成開始

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