SANSUI AU-777(1967)
山水のかなり古いアンプ。我が家で一番古いオーディオ機器です。
製造は40年以上前…山水初のトランジスタアンプ。それまでは真空管が主流でした。
その後にマイナーチェンジされた後継機AU-777Dも発売されます。
半分骨董品のようなアンプですが今でも一応動きます。本当はいろいろ調整が必要だと思いますがセレクタとしてしか使用していないのでとりあえずそのままです。
正面。サンスイらしい(?)デザインです。
天番は前オーナにより塗装されているようです。
左側。「stereophonic」の表記がレトロです。
左右独立のトーンコントロール。777Dでは「MIDRANGE」が追加されトリプルトーンコントロールになります。
ファンクション切り替えなど。「TAPE HD」はいまいち使い方が分かりません。
右下の「MODE」はステレオのLとRを逆にしたりモノラルにしたり出来ます。普段はあまり使いません。
背面。一番左には何故か前オーナ(前々オーナ?)によって謎の穴が開けられています。
電源コードも交換されていましたが内部の変更はありませんでした。
入出力端子左。良く分からないTAPE HEADとPHONO/AUXが2系統づつ。
昔は赤がR、白がLという考えは無かったようです。古いオーディオ機器は大抵がすべて白か黒の端子です。
入出力端子右。本来は「PRE OUTPUT」と「MAIN INPUT」は繋がっています。間にイコライザーなどをかませる事も可能。
スピーカ端子。777Dではワンタッチ式になったようですがこれはねじ式です。A/Bの2系統。
銘板。なぜか117Vです。輸出向けの個体だったのでしょうか?
周波数が「サイクル」なのも時代を感じるポイント。
シリアルNo。妙にボロボロになっていますが…ここにも117Vの表記が。
2009/3/9作成開始