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SHARP CD-X10(1987)
シャープのコンポ型CDラジカセ。前回入手したCD-X20が結構良かったので他の機種も少し気になっていました。
そんな中ヤフオクを観ていたらこの機種を発見。動作は電源のみという事でしたが珍しい機種なのと安かったので買ってみました。
X20のようなパッシブラジエータは備えていませんがさすがコンポタイプ、なかなかの実力です。
こんな機種です。CD-X20の前モデルでグッドデザイン賞を受賞。定価は94000円。
80年代な感じのゴツい外観で光り物もたくさんです。この時期のシャープによくある2つの取っ手もばっちり装備。
これも単品コンポを模していて上からCD/チューナー/テープ/アンプとなっていますが一体型。
動作は電源/ラジオは問題無し、カセットはベルトの伸び、CDはレンズの汚れで動きませんでした。
CDとチューナー部分。
CDは普通のトレイ式です。ラジオはアナログでVHF/UHF音声多重に対応。
CDトレイオープン状態。シングルCDには非対応です。
CDの表示部分。X20のFL管式とは異なり普通の液晶表示です。小さめですが時代が古いのでこんなもんでしょう。
「T」はトラックという意味のようです。
CD再生中。
読み込み中やCDが入っていないときはこんな表示をします。
CD操作ボタンは少なめです。リピートや残量表示にはリモコンがいるようです。
試しにQT-83CDのリモコンを使ってみましたが反応しませんでした…コンポ用だと動くのでしょうか
ボリュームはアナログ式ですが赤いLEDが埋め込まれていてカッコいいです。
ファンクション切り替えはQT-73CDのような赤く光る自照式。
AUXもちゃんと装備。iPodでもパソコンでも繋げます。
大きめのタイマー/テープカウンタディスプレイ。
カウンタはシャープ機によくあるテープ2のみではなく1・2両方の表示が出来ます。
タイマー待機中。
テープカウンタ表示中。
状態や進行方向の表示もして結構にぎやかです。
テープ2のカウンタ表示中。
カセット部分。ここも何となくゴツい感じ?
また「New-Life People」のシールが。90年代に入ると消えた気がします。
そしてやっぱりツインカムWです。今回はテープを入れずに撮影してみました。ピンチローラが長い…
カセット操作系。メタル再生/ハイポジ録音OKですがドルビーはありません。
一番下には4バンドグライコが。周波数はX20と同じ100/500/2k/10k。
そして特徴的なのがレベルメータ。バーが赤く光ります。
白黒を反転させた液晶を赤いバックライトで照らしているようです。カッコ良くてお気に入り。
結構反応よく元気に動きます。ただ最近のレベルが高いCDを掛けると振り切れっぱなしの事も…
リモコン受光部とSUPER BASSボタン。SUPER BASSをONにすると低音が強調されます。ヘッドホンは標準ジャック。
スピーカ。2ウエイです。分離されているだけありラジカセよりも余裕があるようです。
ネットは固定されていて外れません。
X20同様「LIVE MiNi」のロゴが。
上から。80'sテイストな「DIGITAL」ロゴが目立ちます。
天板のアップ。CDとTAPEの各種機能が書かれています。
ラジオのバンド切り替えとチューニングダイヤルはここにあります。
83CDにもあったサイバーな字体(謎)で書かれた「DIGITAL SOUND」。
電源とタイマーのボタン。シャープのこの辺りの時代の機種はタイマーやスリープの設定方法が書いてあるので分かりやすいです。
後ろから。スピーカの外装の黒いシート(?)の接着が悪かったのか角からはがれてきています。
銘板。流石に大食いですね。
AMアンテナは内蔵ではなくループアンテナです。
端子は普通のねじ止めではなく特殊なコネクタでつながっています。
スピーカ端子。リアスピーカを繋いでサラウンドにも出来るようです。
大きな放熱版。結構熱くなります。スピーカコードを挟んでおく溝があるのが親切。
入出力。やっぱり出力はCDのみ…普通にLINE OUTだったら便利だったのに。
末永くお使いいただくために。
スピーカの端子と銘板。X20でもそうでしたが何故かスピーカだけ台湾製です…
現在はリビングでCD-X20と並んでジャンクなサラウンドシステム(今度紹介予定)のフロントスピーカを駆動。
ちなみにX20がリア担当、センタースピーカはCFD-5とラジカセばっかりなシステムです。
写真を見ると分かりますがX10の方が上の取っ手が少し小さいです。
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2010/5/11作成