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SANYO CFH-301B(1981)紹介編

サンヨーのかなり古いファンヒーターです。今は亡きサンヨーご自慢の「ロータリーガス化バーナー」を搭載しています。

円盤状の気化器を使って回転させ遠心力で石油を気化する方式でにおいも少なく消費電力もそんなに多くない方式でしたが現在では業務用のヒーター(体育館とかにあるようなやつ)に使われているのみになっています。

こんな機種です。木目調でレトロ。もうすぐ30年になる機種ですが元気に動作中。

同じ年に出ていた温風下吹き出しバージョンのCFH-U321Bがこんな値段でした。だいぶ高価ですね…

型番の「CFH-U」は温風下吹き出し(Underの略?)です。ちなみに「CFH-S」はスチーム搭載です。(Steamの略?)

これは温風下吹き出しではありません。操作部と吹き出し口が横一列に並んでいてシンプルな良いデザインだと思います。

型番表記。80年代中盤くらいまでのサンヨー機にはほとんど書いてある「FAN HEATER」の文字。

サンヨーのロゴは例の怖いと評判(?)の旧ロゴです。横の「TSE」はTokyo Sanyo Electricの略でグループ会社だった東京三洋電機が製造したようです。東京三洋電機は86年に吸収されています。

操作部。温度調節はスライド式です。上のランプに燃焼状態も表示されます。

燃焼モードは古い機種なので「強燃焼」と「弱燃焼」の2段階のみです。写真のように弱燃焼時は緑LEDが点灯。

点火用タイマーは1時間経つと自動で切れるダイヤル式。

燃焼確認窓。ここから炎の確認が出来ます。

油量計。今回はフラッシュを炊いて中が見えるように撮ってみました。中はこんな感じです。

これは燃焼用空気取り入れ口でしょうか?

上から。タンクは右側にあるタイプ。

換気注意のシールは完全に見えなくなっています…

タンクのふたに書かれた使用上の注意と操作手順。クリックすると別ウィンドウで拡大。

タンクのふたを開けたところ。

横から。

使用上の注意/特に注意すること。これもクリックで拡大。

銘板。回転霧化式です。消費電力は強で37/35W、弱で39/37W(50/60Hz)。

「石油ファンヒーター」ではなく「石油ストーブ」となっているあたりに時代を感じます。

水平器。少し変わった形?

81年の形式検査合格証。

背面。すっきりしています。ファンのカバーは丸形。

プレスされた型番表記。横の「S」は…

銘板にあったこれのようです。製造元?

シリアルナンバー。

下の穴は丸くて何となくおしゃれ。

反対側から。特に何もありません。

前面パネルはかなり微妙に斜めになっています。

いつの間にかこんなことに…これ以外にも別ページで紹介中のKD-32ATと子供部屋とリビングに1台づつ、修理待ちが1台もあります…

 

2010/1/25作成開始

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