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SONY D-211(1992)

古いDiscmanです。ちょうどD-202の後継機にあたるようです。DACはそれまでの16bitから1bit DACに。

上級機に液晶リモコンを初搭載したD-311があります。

この機種はD-311譲りの液晶リモコンにDSPを搭載した薄型モデル。

この機種は何故か遭遇しやすく(売れたのか?)とりあえず動くのは3台あります。

この時代の機種はコンデンサが死にやすく(表面実装タイプがおおいです)全機コンデンサは総交換しています。

もともとは3台ともディスクを読み込みませんでしたがこれだけで復活。表面実装ではない普通の物も死んでました。

ディスクを読まないこの機種を持っている方は一度コンデンサ交換をしてみると良いかも。

大きめのOPENボタンが目立ちます。下のスライドスイッチ(RESUME)も大きめ。

右側。再生ボタンが変な形です。

ディスプレイ。バックライトを装備していて電池駆動でも光ります。これはなかなか良いポイント。

電池でもバックライトが点く機種ってあんまりないですね。

音質切り替え(DSP)はBASS BOOSTとDDSを装備。DDSってなんなんでしょうか?

BASS BOOSTの状態。それぞれ3段階に切り替えが出来ます。

ふた。この個体は当時の販促シールが残ってました。液晶リモコンのシールはだいたい実物大です。

Discmanのロゴは控えめタイプ。

液晶リモコン。DSPの切り替えも出来るのが特徴でしょうか。それぞれ「BB」「DDS」と表示されます。

初期の物なので時間表示は出来ずトラックのみのシンプルな物ですが右上のCDのアイコンがディスクの回転に合わせて動きます。

リモコン裏側。型番はRM-DM4L。

イヤホンのプラグは普通のミニジャックではなくSONY独自のマイクロプラグのため普通のイヤホンを繋げるときには変換コードが必要です。

右側面にヘッドホン、音量、ライン出力のソニー定番構成。

背面に外部電源。古い機種なので6Vです。この年代(1992年)を境に4.5Vに移行していったようです。

左側面にはバックライトのON/OFFスイッチが。必要ない時はOFFにしておくと電池の消耗が押さえられます。

あまり見かけない機能ですね。

背面。

 

銘板。

OPEN状態。ピックアップはおなじみKSS-330A。

==仕様==

電源 単3x2/DC6V
再生時間(電池) ?時間
DAC

1bit

音質切替

DSP(BASS BOOST/DDS)各3段階

バックライト

◯(外部電源/電池)
RESUME(途中から再生)
特殊再生 1曲/シャッフル/イントロ/プログラム
出力 ヘッドホン/ライン
音飛び防止 -
発売年 1992
定価 ¥27000
備考  


2011/2/22作成

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