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National F-30N1E(1974)
かなり季節外れでしかも石油ファンヒータの記事と同時更新ですが久しぶりの扇風機記事第2弾。
今回はナショナルの古い機種です。今は亡き「超微風」モード搭載。
レトロな外観でお気に入り。ちなみに有井の扇風機プラモ「浜風」と「白鳥」のモデルはこの機種です。
超微風以外の機能は最近の廉価機と変わらないシンプルなものです。上級機(?)に手元首振り機能とコードリールが付いたF-30J1Eがあります。
全景。青と白、シルバーの色遣いで涼しげです。
風量調節。「超微風」があります。「↓スタート」となっているのはこのボタンを押し続けると風量がどんどん上がっていき最高速度で回ります。離すと超微風に。何のためなのかは謎です。
何気なくそれぞれのボタンにも色が付いているのがいい感じ。
「DOUBLE OSCILLATION」の文字。一時期のナショナル扇風機にはよく書いてありましたが…日本語訳すると2重振動?
タイマーは60分。ここのつまみもなんとなくおしゃれですね。
誇らしげに輝くエンブレム。
扇風機の制御は弱いほど難しいらしく最近の機種では一番弱いモードにすると強制的にリズム風にしてごまかしているものもあるそうです。たぶんそれだけ超微風はすごい技術なのでしょう。
台座の左端にはJISマーク。
反対側にはコード入れの文字。
コード入れです。ただふたを開けて中にコードを入れるだけ。
銘板。クリックすると別ウィンドウで拡大。
扇風機の製造はすべて松下電器産業ではなく「松下精工」になっています。
今ではパナソニック エコシステムズに社名を変更しましたが今でも扇風機や換気扇を作っているようです。
首はここの黒いレバーを押すと伸びます。
目立つ赤い●は何なのかわかりませんが何かのカバー?かふたのようで特に意味はないようです。
首を伸ばしたところ。無段階調整出来ます。
羽は古い機種によくある涼しそうなブルー。個人的には好きな色です。
中央にはナショナルロゴが。
後ろから。モーターカバーの形も綺麗です。
2009/12/27作成開始