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SANYO JJ-P2(1985)
JJ-P4に続いてサンヨーJJシリーズからJJ-P2です。P4より古いおしゃれなテレコ全盛期のモデル。
いかにも80'sなレトロな外観ながらドルビー、メタルテープ対応、オートリバースと高機能な機種です。
こんな外観。JJ-P4の2年前のモデルのようなのですがだいぶでかいです。そして時代を感じます。
本体はパールピンクというか桜色というかやさしい感じのピンク。斜めに入ったラインやカセット覗き窓、シルバーのアクセントなどレトロなポイントがたくさん。
JJ-P4と同じ時にハードオフで見つけたのですがこの外観に惹かれたのとやけに状態が良かったので買ってきました(同じく315円)。
案の定ベルトは伸びきっていて交換しました。最初は何故かベルト交換後もリールがまわらずテープが巻き取れない状態でしたがしばらく動かしているとちゃんと動くように。今は快調です。
覗き窓の販促シールも残ってます。サンヨーの旧ロゴが懐かしいですね。
「STEREO」がアピールされている点も見逃せません。
下側。メタル対応が誇らしげ。「TSE」の表記があるのでこれは三洋電気の子会社だった東京三洋電機が作った製品です。
横の操作部。会議用テレコの流用なのか配置が変則的です。中央には巨大な再生ボタン。
ヘッドを直接おろすためガチャっと押し込みます。
巨大な再生ボタンに対して送り戻しのボタンはちいさく端に追いやられてます。
再生中に軽く押すとテープの進行方向が変えられます。上には電源兼進行方向のインジケータ。
側面。停止はこんな所にあります。
後はヘッドホン、音量、テープ切り換え、ドルビー。
こんなシールがありました。この機種はイヤホンが刺さっていないと動作しない(電源が入らない)仕様になっています。
iPodなんかでイヤホンが抜けると自動で停止するようになっていますがそれのご先祖様のような機能でしょうか。
ただ、これに気づかないで電源が入らないと勘違いしそうなので注意。このシールが無かったら気づかなかったかも。
裏側。ベルト掛けも残ってました。昔はこういうのを腰に付けて歩いてましたね…今だと恥ずかしくて出来ませんが^^
ちゃんとSANYOのロゴ入り。
銘板。電池は単3ではなく単4です。
その電池はこんな所から入れます。液漏れしたら悲惨な事になりそう。
ちゃんと外部電源端子(DC3V)もあるのが親切です。
内部。ヘッドは手前にあるため撮れませんでした…中にも「STEREO」の文字が。
==仕様==
音声 | ステレオ |
録音 | - |
テープ | ノーマル/CrO2/メタル |
ノイズリダクション |
ドルビーB |
オートリバース |
○ |
電池 | 単4x2 |
外部電源 | DC3V |
備考 | JJシリーズ、東京三洋電機製 |
2011/12/16作成開始