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MITSUBISHI KD-25FTD(1983)
石油ファンヒータ記事第2弾。
三菱の古いファンヒーター。外観は木目調でレトロ。まだまだ現役でがんばってます。
前年モデルKD-25ETDの後継機で温風吹き出し口が前モデルの上から少し下にさがっています。ちょうど下吹き出しに移行する過渡期のモデルのようです。
こんな感じです。古い機種らしく横に長いです。暖房能力の割に本体は大きめ。
最近は木目調の機種も見なくなりました。
見にくいですが燃焼中。特に白煙を出すことも臭いがきついこともなく今でも普通に常用できます。
ただ暖房能力がこれより高く小型の新機種があるためそいつに出番を取られ気味。
型番と初代機から続く「OIL FAN HEATER」の文字。
表示パネルは破損していたので自分で作って印刷してみました。温度表示もできますが常に現在温度が点滅しているのが少し鬱陶しい感じです。
設定温度はLED点灯、現在温度はLED点滅で常に表示。タイマーのときはここが時間設定になります。
各種表示。「セーブ運転」は温度が設定温度以上になると自動で消火します。
上から。タンクが左にあるのはこの頃の三菱機のお約束。
右側には操作部があります。時代を感じさせるダイヤル式です。昔のテレビのようにダイヤルを引っ張るとセーブ運転やタイマーのONが出来ます。
電源は押し込むタイプ。古い「換気必要」のシールもあります。
ふたに書いてある操作順序。
タンクのふたに書いてあるご注意。
タンク。内部の構造上左側のようです。80年代の機種はほとんど左だったと思います。
タンク。4.9L。口がやけに長いです。
タンクに書いてある注意。
横から。前面パネルの上が微妙に斜めになっているのが分かります。
銘版。「ダンファン(暖ファン)」は当時の三菱石油ファンヒータの愛称です。
反対側。フィルターが付いてます。
水平器。
エアーフィルター(燃焼用空気取り入れ口)です。
週に1回以上掃除してくださいと書かれていますが意外とまめに掃除している家庭は少ないかも?
ここが詰まるとうまく点火できなかったり正常に燃焼出来なくなったりするので注意です。
背面。やっぱり横幅が広いです。
台座部分にプレスされたロゴと型番。
これは修理シール…と思ったらこの機種は昭和58年発売なので購入時の保証書らしいです。
1983年の形式検査合格証。
コードはKD-32ATと同じものです。三菱のロゴ入り。
このファンヒータも一度メンテしたのですが写真が見つかりません…見つかったらアップします。
2009/12/28作成開始