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National NV-8200(1979)紹介編
ナショナルの古いVHS。まだ業務用の本格的なモデルが無かった頃に数多くのビデオソフト制作会社に納入され活躍した名機らしいです。
当時は業務用のAG-シリーズが無かったので民生機同様NV-型番になっています。
こんな外観の機種です。チューナーを積んでいないためか同時期の民生機(NV-6000等)と比べると少し小さめです。
業務用のせいなのか3倍がまだ普及していなかったのか標準モード専用機です。
電源など。ヘッドホン端子も装備。
「National」ロゴは本来は黒い印刷です。
黒く格子状に線が入っているのが特徴的な操作パネル。レバー式ではなくロジックコントロールです。
それぞれのボタンの上には赤いLEDが隠れていて動作時に点灯します。
右側。右下に見えるマイク入力の左隣は音声リミッタです。
業務用機の証でもあるノーマルトラックステレオ(Hi-Fiではありません)。ちゃんとレベルメータが2つあります。
本体にはタイマーが無いのでこんなスイッチが。カセットデッキのようにオーディオタイマーなどと組み合わせて使います。
テープメモリー機能も業務用っぽい装備。
上から。NV-6000に似てます。
テープ挿入部分。ここのカバーはNV-6000やNV-5000と同じタイプですね。
業務用モデルですが「MAC LORD」の愛称は付いているようです。
取り出しを押すと上にせり出してきます。
横から。少し前面パネルがななめになっているのが分かります。
反対側。持ち運び用の取っ手が。
こんな感じで持ち運べます。重いですが…
背面。
入出力。業務用なせいか少し特殊です。
映像入力/出力はNV-8800についていた変な端子ですが今回は写真のような普通のRCAにする変換プラグが付いていました。
ちなみに変な端子の真ん中の穴にRCAを突っ込んでも一応映像は出ます。
音声入力/出力はばっちりステレオ。まだこの当時は赤が右、白が左というのは無かったようで入力/出力で色分けされています。
モノラルの音声モニタ出力の隣にはリモコン端子。たまにみるよく分からない「テレビ」端子もあります。
銘板と静止画垂直同期の調整。
流石にこの時代の機種は大食いですね。
チューナーはありませんがRFコンバータを積んでいるのでアンテナ端子はあります。
丁寧にアース端子も。
底面。
こんなところに…
RFコンバータです。今回はいつもの1/2チャンネルではなく7チャンネルに出力するという変わったものが入っていました。
そのため「CH1/CH2」の切り換え部分にはふたがされていて動きません。
抜き出してみました。 NV-8800やNV-6000、5000などの物とは互換性があるようです。
主なスペック | |
種類 | VHS標準 |
音声タイプ | ノーマル(ステレオ) |
レベルメータ・表示部 | 針式・3桁カウンタ(アナログ) |
入力端子 | 映像/音声x1、マイク(標準ジャック、左右独立)、テレビ端子 |
出力端子 | 映像/音声x1、ヘッドホン(標準ジャック、レベル固定) |
頭だし機能 | - |
編集機能 | アフレコ、リモコン端子(34ピン) |
ワンタッチタイマー | - |
サービスコンセント |
◯ |
消費電力 | 50W |
バーコード予約 | - |
ヘッド | ? |
メカ | 初期メカ |
リモコン型番 | - |
定価 | ? |
その他特徴 | 業務用モデル、トップローディング |