トップページ>NV-D22
National NV-D22(1987)
多彩なデジタル機能を搭載した「デジタルHi-Fiマックロード」。
前モデルNV-D21のマイナーチェンジ版でNV-F21とF22の違い同様リモコンの変更と外観の細かい部分の変更のみで中身は変わっていないようです。
全景。
後のNV-FS1のベースにもなった機種で外観は似ています。
全体を覆う蓋を開けると操作部が。
内部左側。アフレコ/インサートも装備。
ピンボケしていますが…中央。NV-FS1とほとんど同じです。
表示部。赤い「DIGITAL」ロゴが誇らしげです。
デジタル処理中はこのLEDが点灯します。
ふたを閉めた左側。ナショナルロゴはプレートでいい感じです。中央よりやや上に入ったシルバーのラインもカッコいいです。
上の写真で型番表記の下あたりにあったカバー。「AUDIO TERMINAL」と書かれています。
開けてみると…
ヘッドホンとマイク端子が出てきました。このカバー、現存数はかなり少ないのではないでしょうか。
当時の販促シールが残っていました。F22のものと同様赤文字です。
表示部側。ここにもDIGITALロゴが。
背面。
電源。ACオンライン機能があるので連動/非連動です。
入出力端子。編集端子も見えます。
VHF端子とブースタ用電源出力。
UHF端子と銘板。なかなか大食いですね。
=おまけ デジタル機能の紹介=
やはりこの機種の最大の特徴はデジタル機能、といっても言葉だけではどんなものか分かりにくいのでここで紹介していきます。
デジタル機能はリモコンが無いと使えません。今回入手した機種にはリモコンがありませんでしたが同じデジタル機能がついたNV-D2000やNV-F3のもので代用出来ました。
ただF3には9画面やモザイク機能が無いので写真のように対応させて使う必要があります。
写真は左がD2000用、右がF3用。
では実際にみていきます。まずは元画像。(内容は気にしないで下さい…)
モザイク機能。
レベルを変える事が出来ます。これは2段階目。
3段階目。
アート1段階目。
こちらも3段階にレベル可変できます。(1つ撮り忘れました…)
そして目玉の9分割。「スチル」では好きなシーンで止めて9分割する事ができます。
「ストロボ」にするとリアルタイムで左上から次々に映像が変わります。
スチルとストロボを組み合わせる事も可能。
ちなみに「選局」はテープを再生していない状態で押すと設定してあるチューナの映像が左上がNHK総合、隣がNHK教育、右上が日本テレビ…の様に9分割されて各チャンネルが映し出されます。
たいして実用性はありませんがなかなかおもしろい機能です。
主なスペック | |
種類 | VHS標準/3倍 |
音声タイプ | Hi-Fi |
レベルメータ・表示部 | LED/Hi-Fiトラッキング表示可能・リニアタイムカウンタ |
入力端子 | 映像/音声x1、マイク端子(ミニジャック) |
出力端子 | 映像/音声x2、ヘッドホン(ステレオミニジャック、レベル可変) |
頭だし機能 | VISS |
編集機能 | アフレコ、インサート、エディットモード、編集端子 |
ワンタッチタイマー | ◯ |
サービスコンセント | 1(連動/非連動) |
消費電力 | 35W、待機時7.5W |
バーコード予約 | ◯ |
ヘッド | GT4w |
メカ | Gメカ |
リモコン型番 | VEQ0506、デジタルスキャナVEQ0537 |
定価 | ? |
その他特徴 | デジタルエフェクト搭載(9分割/アート/モザイク) |
2009/7/23作成開始
2020/5/6ちょっと見直し