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Aurex PC-X88AD(1980)

東芝のオーディオブランドAurexのカセットデッキの中では有名な(?)機種です。

独自のノイズリダクションシステム「adres」を搭載したデッキでは初の3ヘッド機でした。これ以外ではPC-G90ADくらいだったと思います。

定価は99800円で当時のフラッグシップ機でしたがX6ADの118000円よりは安くなっています。

外部にadres非対応のデッキを繋げてadres録音できるユニット機能も付いています。

正面から。薄型のデザインです。この個体は「再生するが出力せず」で2500円くらいだったと思います。結局モードが外部デッキになっていただけで普通に使えました。

テープ部。初期のころのデッキに比べてadresロゴは控えめ。

下部には3ヘッドをアピールするこんな表記がありますが…色が薄いためカバーを付けると見えにくいです。

再生、録音などのボタンはボタン自体が光る自照式です。

細かい設定とレベルメータ。ユニット使用ができるために複雑です。バイアス微調整機能あり、Fe-Crテープにも対応。OUTPUTはヘッドホンとライン出力共通。

下部にもUNITの表記が。AUTO REPEATはいまいちやり方が分かりません…

メータ中央の表示をすべて点灯させるとこんな感じ。「EXT」は外部デッキ使用時、「DISC」はadresDisc(adresを使って録音されたレコード)再生時に使います。

暗い写真ですが…背面。

入出力端子。右側の端子に外部デッキを繋げます。マイク端子も裏にあります(結構不便です)。

 

各種表記とリモコン端子。別売りのワイヤードリモコンを繋げます。

adresに関する表記。古いデッキには正面にAutonatic〜と書いてありましたがこの頃から裏面に。

銘板。社名が東京芝浦電気です…ちなみに東芝に社名変更したのは1984年。初期の横に伸びた「TOSHIBA」ロゴも見えます。

 

2009/2/2作成開始

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