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SONY PRD-650(1996)
SONYのCD-ROMドライブです。ポータブル機なのでPCDPと同じ「Discman」の愛称がついています。
今となっては…な6倍速CD-ROMドライブですが当時は3万円くらいしたようです。
もうPC用としては使い道が無い気もしますが通常のポータブルCDと同じように操作ボタンや液晶が付いているのでCDプレーヤーとしては普通に使えます。
通常のDiscmanより細長いです。結構角張っていてスクエアなデザイン。カッコいいです。
ディスプレイは正面にあり奥まっているので少々見づらいでしょうか。
ふつうにトラック表示と時間表示をします。
左にある2つのボタン(MODEとSELECT)で再生モードや音質の切り替えをします。
再生モードはリピート/1曲/シャッフルで音質切り替えはBASSが2段階。
操作ボタン周り。OPENボタンの下にはRESUMEとHOLDの切り替えスイッチがあります。
ふたにはBUSYと書かれた窓がありCD-ROM読み込み中などにLEDが点灯します。
CD-DA(普通の音楽CD)再生のときには点灯しません。どうせなら光ってくれればいいのに。
刻印された「CD-ROM Discman」のロゴ。it's a Sonyも健在です。
右側面。左からヘッドホン、音量、ライン出力、外部電源(6V)。
背面にはSCSIコネクタ。詳しくないのでよくわかりませんが通常のものとは違うようです。
左側面にはOPENと書かれた場所がありあけるとバッテリーが入れられます。
入るバッテリーはLIP-12(H)のようで一部のMDウォークマンなんかにも使われているものです。
裏側。裏側に専用電池BOXがくっついています。これを使うことで通常の単3電池x4本での駆動も可能。
この電池ボックス、型番はEBP-RD1というようです。普通のDiscmanにも取り付けられたりします。
(D-202、D-211、D-223、D-321、D-375などで確認)ただし6Vなので外部電源が4.5Vの機種で使うときは自己責任で
電池ボックスを外しました。
銘板。
DIPスイッチ。左がターミネーター(終端抵抗)、右がSCSI IDの設定。
ふたを開けたところ。細長いので奥(充電池が入る部分)に少し余裕があります。
ちなみにハードオフで315円でした。電池BOX付き。特にコメントはありませんでしたが動作はOK。
内部画像。
ピックアップはDAX-02でした。
==仕様==
電源 | 単3x4/DC6V |
再生時間(電池) |
? |
音質切替 |
BASS2段階 |
バックライト |
- |
RESUME(途中から再生) | ◯ |
特殊再生 |
1曲、リピート、シャッフル |
出力 |
ヘッドホン/ライン |
音飛び防止 |
- |
発売年 | 1996 |
定価 | ¥? |
備考 | CD-ROMドライブ |
2010/12/27作成