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SHARP QT-73CD(1988)
シャープのCDラジカセです。
当時のラインナップは一番上にツインCDの83CD、その下に今回紹介する73CD、その下がオーソドックスなラジカセのようなスタイルの53CD、カセットがメカ式になった廉価機43CD、シングルカセットでCDが縦ローディングの33CDとなっていたようです。何故か6番台はなく64CDという機種になるようです。
どの機種も個性があり面白いのですが73CDはごつい外観と7スピーカ、LEDのスペアナ、ツインカムWカセット、3D TWIN BASS HORNと83CDにも劣らないギミックの凄さとなっています。
今回の個体はいちさんから譲って頂いたものです。いちさんありがとうございました!
こんな外観。83CDとはだいぶ方向性が違う感じです。
こっちのほうが若者向け?派手なギミックや元気のいい音質などからみてもそんな感じがします。
スピーカ。左上はツイータ(もどき)です。やはりエッジはウレタンです。
当時の販促シール。出力33Wの3D重低音再生が売りだったようです。
ダクト。
スピーカネットの中には「3D BASS HORN」の文字。
サイドにはサラウンド用のスピーカが付いてます。
天板左側。ボリュームは電子式。
いろいろ書いてあります。
CDふた。ここのデザインは73CD〜43CDまで共通です。
DIGITALロゴ。プログラム曲数は20曲。窓が大きく回っているCDが見えるのが良いです。
右側。CDとグライコ、チューナーがあります。チューナは83CD同様のアナログ式。
こちら側にはCD関係の表記。
そして一番の顔とも言える前面の表示部。華やかです。右端のファンクションセレクターは赤く光る自照式です。
電源は本体ではメインのみですがリモコンで切るとスタンバイ状態になります。
珍しいLEDのスペアナ。綺麗に動きます。青色LEDにしたら…とも思いましたが今の所オリジナルのまま。
カセット。ここのデザインも機種ごとに大分違いますね。
もちろんツインカムWです。
背中。フラットです。
サブウーファ。大きく3D TWIN BASS HORNの文字。
入出力。AUX INとCD OUT。
銘板。
しばらく使っていたらこのような表示が出るように。CD-Rのときに多いようです。というわけで分解してみました。
分解中。
スピーカ。横に付いているのはサラウンド用。ツイータはおまけのような感じです。
ピックアップの移動部分をグリスアップすると動くように。スペアナがまぶしいです。
この時代のシャープは個性派ぞろいでなかなか面白いですね。これぞバブル?
音質は元気があって83CDより好みかも。やっぱり83CDとはターゲットが違うのでしょうか?
2010/2/17作成開始