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SONY CFD-D75(1987)紹介編

これで何台目なのか…ドデカホーンです。

初代ドデカホーンCFD-D77の後継機でCDを縦に入れるのが特徴。

シングルカセットながらクイックリバースのフェザータッチでメカ式の上位機CFD-DW85より機能が上です(85はダブルカセットですが)。

ただ当時はカセットテープ全盛でダブルカセットの需要が高くシングルの7系は売れなかったのか中古ではあまり見かけません

正面から。基本的にはD77と同一のようですがボタンの形状など細部が変更されています。

操作系は天板にまとまっています。なかなかカッコいいデザイン。

音質調整など。ドデカゾーン(100Hz)がかなり強調されています。ヘッドホン端子は2系統、マイク端子もあり。

電源はDW8xや9xのスライド式とは異なり押し込み式。バランス調整もあります。

ファンクションのCDが強調されているのも相変わらず。

カセット操作部。

黒いスライドスイッチは左からタイマー、ドルビー、リバースモード。

CD表示/操作系。

液晶はDW95や93と共通で再生を押してからTOCを読むタイプ。

左下の青いスイッチはディスプレイ切り替え、リピート、シャッフル/RMS(プログラム再生)。

右上の「REMOTE」ジャックは別売りのリモコンを繋ぐものです。これを繋ぐとA-Bリピートが可能になります。

チューナ関係。V/U音声多重放送までばっちりカバー。

スピーカ。本来は「D75」と書かれたスポンジが入っていますが劣化でボロボロになっていたので取ってしまいました。どうにか復元できないかな…

カセット。ドルビー、ハイポジ録音/メタル再生、クイックリバースと充実ですがメカはDW95と同じ物のようで壊れやすいです。

そんなカセットに反して意外と丈夫なCD。縦ローディングのため回っている様子が見えていい感じです。

ドデカホーンでは何故か7系のみに付いていた(8や9には無い)「DIGITAL」のロゴも。

背面。中央にはウーファ。

入出力はLINE INとCD OUT。

裏面。スリットが目立ちます。

各種ライセンス表記。

銘板。消費電力は26W。ラジオの受信周波数が書かれているのはこの頃までのようです。

最後に同期と思われる東芝RT-CD2、パナソニックRX-FD56と一緒に。

コンパクトながらドデカホーンの名に恥じず低音もよく出て使いやすい機種です。

 

2009/5/5作成開始

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