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SONY DHU-5(1987)紹介編
ソニーのドデカホーンユニット。
サブウーファを搭載していないラジカセと組み合わせてドデカホーンにしてしまおうというもので、薄い筐体の中にはサブウーファが入っています。
この上にラジカセを乗せると即席ドデカホーンの出来上がり。
ソニー製のラジカセに限らず外部出力を持っているラジカセならどれでも対応のようです。
全景。このようなユニットです。これもオークションで入手。
スイッチ類はここ。「BASS LEVEL」でサブウーファの出力を調整。
電源LEDが緑なのは当時としては珍しい?
操作部の横にあるのがダクト。ここから低音が出ます。
そして誇らしげなドデカホーンロゴ。ちょうどこの後ろあたりにサブウーファが隠れています。
上にはこんな表記が。久々のエキサイト翻訳行ってみましょう。
「顕著なバス音に伴うこの排他的なシステムは、sonyが他の小型ラジカセを差別するのを可能にします。」
相変わらず何となくですが…意味は分かったような気がします。
It's a Sonyシールも残っていました。
裏面。
ここが気になりますね。開けてみると…
ウーファが顔を出しました。4Ω6W。日本製。
背面。左3分の2くらいは筐体に使われている合板(?)のままです。
入力はこんな感じ。「SELECT」は通常の出力端子からの場合は「LINE」、当時のソニーのラジカセなどでヘッドホンをA、Bの2系統持っているものを繋ぐときは「PHONES」にします。
「SPEAKER POLARITY」は何でしょうか…「スピーカの極性」という意味だそうですが…「INVERT」は「逆」の意味。どんな時に使うのかは分かりませんでした。
銘板。左にはラジカセ用のAC OUTもあります。消費電力は13W。
型番の「DHU-」は「DodecaHorn Unit」の略っぽいです。ただこれ以外にDHU-1やDHU-2などがあったのかは謎です。
*使用例*
こんな感じで上にラジカセを乗せます。ただソナホークだともともと低音が強いのでいらないですね…
ツインサブウーファ搭載のドデカホーンCD!…低音強すぎ
80年代のオールドラジカセと。意外と似合ってる?
コブラトップと。出力がCDのみなのでCD時にしか使えません…
やろうと思えばこんな事も出来ます。
しかしやっぱりこれが一番しっくりきますね。音にも厚みが出ていい感じです。
ちなみに似たようなアイテムとして「サラウンドユニット」のSUR-5という物もあります。
2009/6/6作成開始