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Panasonic RX-FD56(1987?)紹介編
パナソニックのCDラジカセ。松下ではCDラジカセ1号機(RX-CD70)を発売したころはまだ「ナショナル」ブランドでした。
その後2号機のRX-FD80をナショナルブランドで発売した後「パナソニック」に移行しました。
まだCDを縦に入れるなど初期の雰囲気を残すこの機種はそんなブランド以降直後に発売された機種の模様です。
今回の個体はCFD-DW93同様バブルラジカセ博物館のごっしーさんから譲っていただいたものです。この場を借りてお礼します。ありがとうございました。
正面から。これと同様の筐体をもつ「RX-FD55」という機種があり本機はその後継機のようですが詳細は分かりません。
当時の他メーカの機種と同じCD縦ローディングです。カセットはシングルカセット。
ほとんどの操作は天板にあります。
左端から。ヘッドホン端子とやたらと強調されたXBSのスイッチ。電源ボタンよりでかく形状が似ているので間違えて押してしまいます。
CD液晶と音量・音質調整。音質はTONEのみ。液晶はFD65/75などの物と同じです。
電源は押し込み式。
CD操作部は手前に。反射で見えにくいですが前からEDIT PAUSE、REPEAT(全曲のみ。パナ機は全曲リピートのみの場合が多いです)。
ラジオはUHFには非対応ですがVHF音声多重放送には対応。
何気にファンクションの「CD」がちょっと強調されています。
カセットテープはハイポジ録音、メタル再生にも対応。
一番右端には大きめのチューニングノブ。
カセット操作部。フェザータッチのオートリバース、TPSも搭載。再生/録音時には上のLEDが点灯します。
FD80にも書いてあった「COMPACT DISC PLAYER DIGITAL」の文字。時代を感じます。
CDふた。ディスクが回っている様子がよく見えて綺麗です。
カセット部。蓋にはレベルメータが付いています。手動録音レベル調整も可能。
上に見えるのはクオーツタイマーです。スリープ機能も搭載。
スピーカ。エッジはウレタンではありません。
背面。
外部アンテナ端子(TV/FM)も装備。これはうれしいです。
後はミキシングマイクとLINE OUT。その後の機種のようにCDのみではありません。
ちなみにこのOUT、いいのか分かりませんが入力にも出来たりします。
銘板。消費電力は24W。彫ってあるのではなく金属製と思われるプレートです。
定番のご注意。
電源コードはメガネタイプではなく普通の楕円です。
裏面。古い機種らしくちゃんと手前はゴムが付いています。
最後にCD縦入れ繋がりでNationalブランドのRX-FD80と記念撮影。FD80に比べFD56は洗練されている印象です。
現在何台現存しているかもわからない機種ですが大事に使っていきます。
2009/4/30作成開始