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Victor RC-T1MD(2003)

ビクターの「CDラジカセ」改め「CD-MDポータブルシステム」。カセットに変わる録音メディアとして登場したMDは、90年代も後半になると低価格化が進みついにラジカセにもMDが搭載されるようになりました。

カセットの無い「CDMDラジオ」も登場し、各社主力はCDラジカセからMD搭載機へと移って行きました。

そんな中ビクターはそれまでの「CDean」や「CDian」、「CDioss」から「Cravia」とシリーズを変え、カラフルなディスプレイとカジュアルな外観で今までの重低音を売りにした黒くてごつい雰囲気を一掃しました。

正面から。この機種はカセットとMDの両方が付いた機種が欲しくて買ったものです。

いろいろな電気屋をまわり、すでに型落ちしていたこの機種が展示処分で1台だけあり、一番安く機能も良さそうだったので購入しました。

色の変えられるカラフルなディスプレイが特徴

スピーカ。フルレンジです。ダクトも本物のようす。

MD挿入口とイルミネーション。

イルミネーションは「お知らせイルミ」と言い動作に合わせて点滅したりするそうです。

天面にある録音関係のボタン。

操作関係。ほとんどがリモコンに頼っているので基本はこれくらいです。

カセット部はフルロジックのオートリバースでカウンターも表示されますが取り説によると残念ながらノーマルテープ専用のようです。

特徴でもある「αサウンド」とカラーチェンジのボタンと音量調整。

リモコンを使って「BASS」をONにすると低音を増強することも出来ます。(と言ってもバブル期のようにサブウーファがあるわけでもないのでたいしたことはありませんが)

上から。左がCD、右がカセット。

背面。取っ手の後ろは空洞です。

外部入力があるのはうれしいです(これも確認して購入しましたが)。

下は外部アンテナ端子。AMは内蔵されていないのでループアンテナを繋げます。

ヘッドホン端子と電源端子。

これにもちゃんとドルビーのライセンス表記。ノイズリダクション以外にも何かあるようです。

背面。コストダウンのため空洞を作り材料費節約をしながらうまく強度もだしています。

銘板。2003年製。そしてマレーシア(松下風に言うとマレイシア)製です。

表示部の紹介。色はこのように青〜赤に変えられます。写真では「FM」ですがCDやTAPEなど各ファンクションごとに色が変えられます。

「ALL」は全ファンクション共通色・「RANDOM」は色が青〜赤へと自動で揺らぎながら変わります。

この個体は保証で直してもらいましたがずっと展示されていたせいか買ったときから青LEDが点きませんでした。

CD/テープ再生中。

CDふたオープン時はこんな気が利いた表示もします。

MD関連の表示。

MD/テープの録音関係。最初に矢印が録音元→録音先へと流れます。

MD録音中は時間、テープ録音中はカウンターが表示されます。

ラジオ/外部入力関連の表示。

αサウンドは3種類+OFFに出来ます。

音色を選んだ後は文字が左のようになったあと右のように流れていきます。なかなか凝ってます。

電源ON時は「HELLO」、OFF時は「SEE YOU」と挨拶してくれます。OFF中は時計と曜日が表示されます。

ONの時の動き。----から顔のようなものが出てきて「HELLO」となります。OFFの時は「SEE YOU」の文字が顔とともに左から出てきます。

別室で活躍中。

 

2009/2/24作成開始

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