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Panasonic RX-DT80(1988)修理編
バブカセ初期の機種。当時はまだ9系が無くこれが一番上の機種でした。
当時一番売れたらしい一つ下のRX-DT70にツイータとドルビー(なんとCまで搭載)、外部マイクを追加したモデルです。
かなり出回っているDT70と比べ80は数が少ないようです。
※デジカメの調子が悪いため一部写真は携帯(W56T)のカメラで撮影しています。
今回はヤフオクで「動作未確認」なものを1500円で購入。少し高い気もしましたが比較的レアな機種なので思い切って落札。
ラジカセでは初の動作未確認機です。少し不安…
梱包をときます。出てきました。大きいです。電源コードも付属。
どきどきしながらコンセントを繋いでみます…
全画面表示の後時計が出ました。ひとまず安心。
続いてCDを読ませてみます。
TOC Reading....
読みました!ここまでくれば安心。
再生もOK。
テープはDECK1完動、DECK2は逆転のみOK。
早速分解に入ります。まずカセットふたをイジェクト状態に。
ねじを外していきます。
分割完了。しかし何故か時計が消えまえん。おかしいと思い電池ボックスを覗くと…
電池が入っていました。
おなじみパナソニックのアルカリです。最近社名変更のためかデザインも変わってしまいましたね…
使用推奨期限は2005年12月。意外と最近まで使われていたようです。(と言っても4年前…)
スピーカ。2ウェイです。
表面。ウーファのエッジが…
ウーファ表面のアップ。この機種の泣き所、エッジはウレタンです…
さらに痛々しい反対側のウーファ。エッジ張替えしないと…
裏面。エッジやコーンを変えつつ後の機種にも使われた2.7Ω。
ツイータ。いつものツイータもどきではなくちゃんとしています。
わざわざ英語で「TWEETER」と書かれています。
表。このツイータのおかげか高音もよく出ます。
次に上面パネルを外します。
ねじはCDふたの後ろに2つ、CDふた内部に2つ、ボリュームつまみ内部に1つあります。
天板が外れました。
カセット部を外します。右側の操作部の下にあるヘッドホン端子を外しておきます。
各デッキ四隅にあるねじを外して手前に引きます。写真(デッキ部裏)に見える青いケーブル2本とその隣の緑のコネクタを外します。
外れたデッキ部。操作部ごと取れます。
DECK2の故障原因はギア欠けでした。部品取り寄せるか部品取り買わないと…
カセットが外れた本体。
操作部。白い●がスイッチです。モータードライブのボリュームも見えます。
ピックアップ。
ピックアップ全景。
次にCD部と操作部、レベルメータを外します。
操作部はねじ4本で簡単に外れます。コネクタが1本下のアンプ部と繋がっているので抜いておきます。
レベルメータ。右側にスライドした後手前に引きます。
アンプとチューナを外します。このような白い部品で固定されています。
外れたチューナ。AM、FMステレオ、V/U音声多重対応。
アンプ部。ケーブルがやたら繋がっています。
マイク端子は裏面からねじ(リング)で止まっています。
全バラ。ゴ○ブリもいなくスムーズに終わりました。
いつもの風呂洗浄。
組み立て。意外とかっこいいです。今後の課題はギア入手とエッジ張替えです。
2009/2/11作成開始