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SONY TC-K71(1980)
連番シリーズ登場前の中級3ヘッド機。上級機のTC-K75(\94800)からキャリブレーション機能を省略したもののようです。定価は\79800でした。下位機種には2ヘッドでRMS(自動頭出し)が追加されたTC-K65(\73800)、RMSを省略したTC-K61、メータがアナログのTC-K55、TC-K22がありました。
まだオーディオ初心者だったころ某H/Oで「再生できました」で2000円くらいで購入。
正面。その後のTC-K555などと比べると好みが分かれるデザインでしょうか。実際には金属が多用されていてなかなかの質感です。
テープ部。イジェクトボタンは再生中に押すと再生が止まってオープンします。うっかり録音中に当たってしまうと録音も中断されてしまいます。その後の機種では動作中は開かなくなりました。
誇らしげな「3HEAD」とSFヘッドのロゴ。左側のマークはESシリーズになってから消滅してしまいました。
カバーを付けると見えなくなる位置に「BSL MOTOR/LOGIC CONTROL」の文字。
レベルメータと操作系。LEDのメータはピークホールドをオート(数秒づつ表示)とマニュアル(もう一度ボタンを押すまで表示)に切り替えられます。高級感はあまりありませんが視認性は良好です。
ソニーらしくFe-Crにも対応。バイアス微調整はなぜかノーマルテープのみ。
録音レベルボリュームと全面端子。ヘッドホンとライン出力のレベル調整は共通です。なぜか無段階ではなく5段階調整。微調整がきかないので不便かもしれません。
背面。PSE問題後に買ったのでシールが貼ってあります。
入出力端子。
おなじみドルビーのライセンス表記。
銘板。ソニーはテープレコーダーのことを「テープコーダー」と呼んでいます。
2009/2/2作成開始