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TOSHIBA A-F66(1998)
東芝製デフレデッキ。一見何の変哲も無い感じですが再生時のノイズを低減できる「3次元DNR」を搭載。
当時のS-VHSデッキにはよく付いていましたがただのHi-Fiデッキに付いているのは珍しい気がします。
これは某所での拾いもの。一度見かけたときは「デフレ機だし」とスルーしましたが数日後に同じ場所を通りかかると「不法投棄厳禁」のシールが貼られているのを発見。なんかかわいそうだったので保護しました。
正面から。左右対称の電源ボタンと取り出しボタンが特徴。
ちなみに電源コードを繋ぎ換えただけで正常動作。拍子抜けです。
正面左側。SQPB機能も搭載。
ふたを開けてみます。前面外部入力はふさがれています。
その横には3次元DNRとよく分からないリモコン入切スイッチ。
中央のテープ挿入口。この機種のもう一つの特徴が挿入口に付いた「カセットアイ」です。
分かりやすいようにクリーニングテープを入れてみました。
このように緑LEDで内部が照らされラベルが読めます。
FL管。「DT」はデジタルトラッキングのようです。
左下の「-----」は「 ----」→「 ---」→「 --」→「 -」→「- 」→「-- 」→「--- 」…
のようにテープの動作に合わせて動きます。レベルメータは無くなり「L」「R」の表示のみ。
右側。「VIDEOPLUS」は今で言う「G-CODE」の事です。
再生ボタンを2回押すとx2再生になるのはこの頃の東芝機定番の装備です。
ここにもふたが。中には録画や一時停止などがあります。
横面。ここにはねじはありません。
入手時は何故かサイドの放熱穴にテープが貼られていました。
背面。ここにもテープが貼られています。何のためでしょうか…
入出力端子。各一系統。
銘板。分かりにくいですが98年製。
「東芝ビデオプロダクツジャパン」は96年〜01年のわずか5年だけ存在していた東芝のグループ会社です。
中国で生まれた様子。この頃は多国籍化が進んでいましたね…
天板には「ARENA」の文字が。
最後に内部を見てみます。
内部。スカスカです。左右には空きスペースも。
メカ。
チューナとは別にこのような箱が。DNRの物でしょうか。
2009/6/15作成開始