トップページ>SONY SLV-FT10
SONY SLV-FT10(1997)
ソニーのデフレ機。
93年頃には「バブルデッキ」として有名なSLV-RS7がありましたがさすがにこの頃になるとかなりのデフレ化が進んでいきます。
今回の個体は知り合いが「ビデオデッキあげる」というのでもらって来たもの。
全景。デザインはソニーらしく当時の機種にしてはなかなかいいと思います。
左側。リモコンセンサーの横には「ADAPTIVE PICTURE CONTROL」の表記。
テープの特性とヘッドの状態を判断して一番合った画質で録画/再生が出来る機能のようです。
前面入力は無し。
中央。この個体はFL管に青い下敷きを挟んで色を変えてあります。
表示部左側はテープの回転に合わせて◯が回転します。それぞれが実際の左右のリールと連動しているようです。RS7やその後の機種などにも付いていました。
テープ挿入口の文字は「DIGIAL AUTO TRACKING / AUTO HEAD CLEANER」。
「AUTO HEAD CLEANER」については後ほど。
表示部下にはふたがありますが開けてもこれだけ。
右側。極楽シャトルはどこかに行ってしまったようです。
一応前にはこんな足が。
後ろは省略されてこんな感じ。
側面。前面パネルの上が丸いのが分かります。
背面。シンプルです。
各種端子。上位機種とパネルを共用したためか入力は1つしかないのに「入力1」…
銘板。97年製のマレーシア生まれ。
内部を見てみます。
内部。電源基板は一応独立。デフレ機定番のセンターメカ、左にチューナ、右に電源の構成。
メカ。SLV-RS7のメカはギア割れが多発していましたがこれはどうなのでしょうか。
テー追う挿入口のふたに書いてあった「AUTO HEAD CLEANER」。
このスポンジがローディング時にヘッドに軽くあたりクリーニングします。ただ何回も使っているとスポンジが劣化して逆にヘッドを汚すはめに…
2009/6/27作成開始