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SONY ZS-M30(2000)

2000年発売のCDMDラジオ。カセットに変わり録音メディアとして普及してきたMD。

その後カセットが無い「CDラジMD」も出始め普及が始まりました。

そんな中ソニーの名CDラジカセ(パーソナルオーディオシステム)「ソナホーク」から始まった「ZS」シリーズとして発売されたのが本機です。

4スピーカシステムと音の広がりを出す(?)「パノラマサウンド」が特徴です。

正面から。色はホワイト、グリーン、オレンジ、ブルーの4色がありました。

今回の個体は知り合いから「CDが動かない」ということでただで貰ってきた物。レンズ清掃と半固定抵抗調整で復活。

ただ液晶が表示しません…と言うわけでCD&MD流し聞き専用に。

この機種の見た目の特徴にもなっているファンクション&再生・停止キー。

「GAME(LINE)」はライン入力ですが「ゲーム接続ユニット」なるものが付属していたようで「ゲームも迫力の音声で楽しめる」をやたらと売りにしていました。入力レベルは2段階に調節可能。

ライン入力とヘッドホン端子。ヘッドホンが緑色なのはソニーの定番です。

残念ながら表示しない液晶。本来なら本体色と同系統のバックライトも付いています。

ジョグダイヤル周り。ほとんどの操作はここで出来ます。

MD挿入口。

上から。CDふたの手前にスイッチが。

電源など。CD→MD高速ダビングも出来ます。

音量・音質関連。パノラマサウンドは

通常のメインスピーカー(L/R)から通常の音が再生されるのと同時に、R側サブスピーカーからLch逆位相音が、L側サブスピーカーからはRch逆位相 音を再生する4スピーカーシステムを採用。L/Rの音源を聴感上さらに左右へシフトすることで、広がり感のある豊かな音場「パノラマサウンド」を実現しま した。コンパクトなワンボックスながら、スピーカーを離してセッティングをしたセパレートタイプのようなサウンドの広がりが楽しめます。

だそうです。(ソニーのHPより)

CDふた。ZSシリーズらしくちゃんと「パーソナルMDシステム」になってます。

背面。取っ手の裏は空洞です…

AMアンテナ端子とこの頃になってもまだ付いている「開けるな」表記。

電池ボックス。時計・タイマー専用で電池駆動はできません。

電源コード。

スピーカを見るために開けてみます。おなじみの矢印があるので楽。取っ手の下にある2本を忘れずに。

後ろ側を外した図。後ろには電源があるだけなのでコネクタを外せば分かれます。

スピーカ。ちゃんと2つあります。

これがパノラマサウンド用のサブスピーカのようです。

サブスピーカ表面。(メインスピーカ撮り忘れた…)

一応電源部。結構しっかりしています。

 

 

●主な特長

 

1.新開発4スピーカー搭載によるサイズを超えた臨場感"パノラマサウンド"の実現
通常のメインスピーカー(L/R)から通常の音が再生されるのと同時に、R側サブスピーカーからLch逆位相音が、L側サブスピーカー からはRch逆位相音を再生する4スピーカーシステムを採用。L/Rの音源を聴感上さらに左右へシフトすることで、広がり感のある豊かな音場「パノラマサ ウンド」を実現しました。コンパクトなワンボックスながら、スピーカーを離してセッティングをしたセパレートタイプのようなサウンドの広がりが楽しめま す。

2.ゲームもパノラマサウンドで楽しめる"ゲームポジション"搭載
付属のゲーム機接続ユニット(*)とオーディオ接続コード(*)にてゲーム機と接続すれば、テレビ自体がモノラル音声タイプでも、迫力あるパノラマサウンドで楽しめ、ゲームの臨場感がさらに高まります。




3.MD、CD、ラジオ、ゲームの基本操作が手軽にできる操作ボタン
MD、CD、ラジオ、ゲームとそれぞれ使う頻度の高い操作ボタンを独立させ、ボディ前面に配置しました。MDとCDは再生・停止を、ラジオは選局を、ゲームはファンクション切り替えがスムーズにおこなえます。   

4.4色の光沢感あるカラードシルバー採用のファッショナブルなデザイン
車の塗装などに使用されている光沢感のある4色のカラードシルバーを本体に採用。それぞれ合わせて、4色のスピーカーネットと液晶ディスプレイをコーディネートした、こだわりのデザインです。
・ホワイト(W) :ライトブルーシルバーの本体とホワイトネット、ブルーLCDの組み合わせ
・ブルー(L) :ブルーシルバーの本体とブルーネット、ブルーLCDの組み合わせ
・オレンジ(D) :オレンジシルバーの本体とオレンジネット、オレンジLCDの組み合わせ
・グリーン(G) :グリーンシルバーの本体とグリーンネット、グリーンLCDの組み合わせ

5.充実のMD編集機能
(1)CD→MDの2倍速録音機能
 CDからMDへの2倍速録音が可能。録音に要する時間を半分にします。
 また、CDからMDへの全曲録音のほか、1曲だけの倍速録音も可能です。
※ 本機は、2倍速録音開始後から74分以内に、同じ曲を再度倍速録音することはできません
(ハイスピードコピーマネージメントシステム=HCMS準拠)※1
※1:高速録音によるMDの複製が大量に作成されるのを防ぐ目的で、MDのフォーマットホルダーであるソニーが業界に提唱しているコピーコントロールシステム。

(2)録音中のタイトル入力機能
 等速録音はもちろん、2倍速録音中もまとめてタイトル入力が可能です。

(3)CD−MDワンタッチ録音機能搭載
 MD-CD一体型なので煩わしいケーブルなどの接続なしで録音ができます。
 「SYNCHRO REC シンクロ レック」キーを押すだけで全曲録音、一曲録音などが簡単にできます。
※ デジタルダビングについてはSCMS規格対応により、デジタル編集が1世代のみ可能です。
(4)タイトル入力などが簡単な本体ジョグダイヤルとリモコンの“10キー”入力機能

6. 重低音再生“MEGABASS メガバス”と“電子サウンドモード”搭載
音楽に合わせてお好みの音質に調整可能。重低音増強はMEGABASSボタンのON/OFFで、音質はROCK/POP/JAZZ/VOCALの中からお聴きの曲、お好みの音質に合わせて選べます。

7. 放送局名TOC書込み機能

8. FM/AM各10曲をプリセットできる放送局名自動表示機能付きチューナー搭載

 

 

===仕様===

・MD部/共通部  
音声圧縮方式 ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)
周波数特性 20〜20,000Hz+1/−2dB
ワウフラッター 測定限界以下
入力端子 LINE IN(ステレオミニ)1個
出力端子 ヘッドホン出力(ステレオミニ)1個
実用最大出力 4W+4W 、1.7W+1.7W(EIAJ)
スピーカー フルレンジ:8cm コーン型 2個、サラウンド用:5 cm コーン型 2個
電源 本体:AC100V50/60Hz、リモコン部:単3形乾電池2個使用
最大外形寸法 約475×165.5×249mm(幅×高さ×奥行き)*最大突起部含む *EIAJ
質量 約4.6kg
付属品

リモコン、リモコン用単3形乾電池、AMループアンテナ、AC電源コード、AV接続コード、オーディオ接続コード

・CD部  
チャンネル数 2チャンネル
ワウフラッター 測定限界以下(EIAJ)
周波数特性 20〜20,000Hz+1/−2dB(EIAJ)
・ラジオ部  
受信周波数 FM/TV(1〜3 CH):76〜108MHz、AM:531〜1,629kHz
アンテナ FM/TV:ロッドアンテナ、AM:AMループアンテナ

 

2009/2/21作成開始

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