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SONY CFD-5(1985)紹介編
業界初のCDラジカセだそうです。当時流行っていたスピーカ脱着式コンポ型ラジカセにポータブルCDプレーヤー1号機のD-50を乗っけたような構成です。
高かったせいか中古でもあまり見かけることはありません。海外にも輸出されたようで海外サイトから英語版の取り説がDL出来たりします。
※デジカメの調子が悪かったため一部写真は携帯(W56T)のカメラで撮影しています。
正面から。シルバーと黒の色遣い、角ばったフォルムなど、いかにも80年代な感じです。
発売は1985年(昭和60年)。ちょうどファミコンのスーパーマリオブラザーズが出た年です。時代を感じますね…
スピーカ。ウーファには当時ソニーが力を入れていた「APM」スピーカが採用されています。
振動板を平面にすることでいろいろな好影響があるらしいですが…詳しくは「APM スピーカ」などで検索するといろいろ出てきます。
右に見えるカセットふたには大きめのIt's a Sonyなシールが。
左側。カセット部はAMS、クイックリバース、ロジックコントロール、メタル録音、ドルビー、カウンターと充実しまくってますがやはり壊れやすいようです。
上の銀色の部分がCD部。
左側下の操作部。大きめの「DIGITAL」とドルビーのロゴが目立ちます。
「TIMER」はよく単品カセットデッキに付いているのと同じ働きで、「PLAY」にしておくと電源が入ったとき自動に再生します(「REC」だと録音)。別売りのオーディオタイマーに繋げて使います。
右側。グライコは5バンドあります。なぜか音量は左右独立。既にCD→テープの録音はワンタッチ(赤いボタン)で出来ます。
CD操作部。よく見るとD-50と全く同じです。
表示部。CD選択時はロゴ上のLEDが緑に点灯します。液晶はD-50と共用のためか小さめ。
右側下部。ラジオはFMワイド(ステレオ)/AMの標準的な物です。
ファンクションの「CD」の文字だけ微妙にでかいです。
そして何故かテープセレクトにCrO2(ハイポジ)が無い…DLした取り説を見てみる。
というわけでハイポジ使用時は「METAL」にすればいいようです。
上から。CDふたが目立ちます。右上にはまたIt's a Sonyシールが。
傷が多いですが…CDふたのアップ。また「DIGITAL」の表記が。初代機なためかやたらCD搭載を誇っています。
背面。スピーカコードが目立ちます。
スピーカ裏面。インピーダンスは4Ωです。
入出力端子。あるとうれしいLINE IN/OUTとスピーカ端子(インピーダンス4〜8Ω)です。
電源など。DC入力もあります。ISSもここに。
おなじみ「あけるな」の表記。
電池ボックス内にはこんなシールが。いつもの丸いシールとは違います。
裏面。各種表記はこちらに。
足はCFD-DW95と同じもののようです。
ミュージックセンサー(AMS)に関する表記。DW95にも付いてました。
ドルビーのライセンス表記。
銘板。CFD-5…ここからDoDeCaHORN CD、ソナホーク、ドクターチェンジャーへと繋がっていきます。
CD STEREO CASSETTE-CORDER 2BANDSとわざわざ書かれているのに時代を感じます。受信周波数も書かれています。
テレビ用スピーカとして活躍中。
2009/2/10作成