トップページ>NV-870HD
National NV-870HD(1984)紹介編
10000アクセス記念更新第4弾。
3代目に当たるHi-Fiマックロード。まだ219800円と高価です。
この頃のAV機器はシルバーからブラックに主流が移っていく過渡期でブラックとシルバーの2色が用意されていることが多いです。この機種も例外ではなく2色ありました。
ちなみにマックロードの場合は全機共通(たぶん)でブラックが英語表記、シルバーが日本語表記となっています。
FL管まで英語と日本語の2種類あります。かなりコストアップになりそうですが…ブラックはオーディオ機器との調和を前提とされていたのでしょうか。
一番上がNV-870HD。前モデルのNV-850HDより薄型でスリムな印象。
右側。Gメカ機ではリモコンのみ出しか出来なくなってしまったスローも本体で出来ます。
こちらの表示部は時計やタイマー予約の時に使います。
左側。テープ挿入口にはシンプルに「VHS」のみ。
こちらの表示部はレベルメータとカウンタになっています。このようにレベルを表示する以外にHi-Fiトラッキングも表示できます。
トラッキングを表示しているところ。
下の蓋を開けたところ。ヘッドホンレベルはスライド式。上の「Hi-FiGT4」の表示は電源を入れると常に緑色に点灯します。
各種つまみ群。すべてスペースの関係かスライド式です。
こちらはタイマー・時計関連。850HDや1000HDなどと同様の古いタイプ。
一番右側にはマイク端子が。MPXフィルタは外部入力時にON出来ます。
FMチューナを繋げてのエアチェックを意識しているようです。
上から。この時代の機種らしく覗き窓があります。
上にはほとんど見えなくなっていますがこんなシールが。
内容は 録画 1→2→3→…のように録画などの手順が書かれています。数字は前面パネルに貼られた数字シールと対応していて簡単に操作できるようになっていたようです。
チャンネル設定のふたを開けたところ。
なんとGメカ機でおなじみの選局・タイマー操作音(チャンネルを変えたときなどに「ピッ」と音が鳴る機能)があります。
後の機種とは音が違いこの機種独特の音がなります。また電源ON時には鳴らないようです。
覗き窓。QUARTZ DD Motor搭載だそうです。Technicsのターンテーブルみたいです。
背面。NV-875HDのものに似ています。
入出力端子。一番左には「カメラリモコン」端子が。どのような時に使うのでしょうか?
アンテナ端子。UHF端子は比較的古い機種によくみられるつまみが茶色いタイプ。
銘板と電源部。
消費電力は31W。
主なスペック | |
種類 | VHS標準/3倍 |
音声タイプ | Hi-Fi |
レベルメータ・表示部 | FL/Hi-Fiトラッキング表示可能・4桁カウンタ |
入力端子 | 映像/音声x1、マイク端子(ミニジャック、L/R独立) |
出力端子 | 映像x1、音声x2、ヘッドホン(ステレオミニジャック、レベル可変) |
頭だし機能 | - |
編集機能 | |
ワンタッチタイマー | ◯ |
サービスコンセント | 1(非連動) |
消費電力 | 31W、待機時9.6W |
バーコード予約 | - |
ヘッド | GT4 |
メカ |
Gメカ前夜 |
リモコン型番 | VSQ0404 |
定価 | 219800円 |
その他特徴 | グッドデザイン賞受賞 |
09/8/29作成開始