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National NV-DS1(1987)修理編

遂に入手しました。比較的レアな機種。

当時の高級機で流行だったデジタル機能を搭載したS-VHS機。生産台数が少なかったらしいです。

今回はオークションで入手です。レア機なので金額も上がってしまい4000円以上したと思います。高いですが付属品が全部揃っていたのでまあまあでしょうか。

これの前にオークションに出た時は本体のみでしかもジャンクで5000円近くまで上がっていました。

DS1です。

段ボールから出しました。取説、リモコン、バーコードリモコン、接続コードなどばっちりです。

この機種(というか松下のデジタル機能搭載機)はリモコンが無いとデジタル機能が使えないので結構重要。

バーコードスキャナはタイトル入力が出来る専用のものでこれも結構貴重?

で、これもジャンクです。再生してもカウンタが進まず音が出ません。定番のあれの故障でしょう。

早速修理に取り掛かります。内部配置は標準的。デジタル処理回路は下にあります。

ヘッド。ねじが青くなっているので一度交換されているようです。

問題の部分。「VISS/VASS PACK」です。

はんだを外してこのパックを引き抜きます。

犯人はこの紫色の47μF/10Vのコンデンサです。

これを適当なコンデンサに交換。交換したら元に戻して半田付け。

再生テストです。無事動き出しました!音声も正常です。音声が不安定な場合は「FM AUDIO PACK」の紫色のコンデンサが原因のことが多いようです。

モニタにつないで映像確認。写真では変な色ですが実際には綺麗に映っています。HICも交換されている様子。

デジタル機能も正常なようです。これは9分割機能。

姉妹機のBS3/BS5と並べて設置しました。全機種ベースが同じなのが分かります。

 

2010/6/25作成

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