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National NV-F30(1987)紹介編

やっと入手できました!Nationalのデッキの中では1、2を争うレアな機種です。当時の定価168000円。

サラウンド機能を搭載していてサラウンドプロセッサーが無くてもリアスピーカを追加(もしくはラジカセで代用)すればサラウンドが楽しめます。

サラウンドのためかオーディオ系専用のトランス電源を積んでいるなどなかなか豪華な機種です。数少ないオンスクリーン対応機種。

全景。ぱっと見では特に変わったところはありません。大きさもF21などより少し厚い程度です。

下にあるのはビクターの…今度紹介します。

テープ挿入口の表記は金文字で「Hi-Fi MACLORD GT4w」。NV-F21やD21と同期の87年発売です。

カウンターモードの切り替え。VISSを使うときもこのボタンで操作します。

型番表記など。ドルビーのロゴは少々控え目?

表示部。FL管は他のGメカ機と同じです。再生などのボタンはふたの中ではなく外に出ています。

レベルメータ。上がフロント、下がリアのレベルを表示します。LEDで浮かび上がるように点灯して綺麗です。

サラウンドモードは一番端のスイッチで切り替えます。まずはドルビーサラウンド。

MOVIE。ドルビーに対応していない映画を見るときに使うようです。

MUSIC。音楽番組やライブ、PVなどを再生するときに使います。

ここのつまみは録音レベル…にも見えますが音量調整。

上でサラウンドの効き具合(リアレベル)、下で全体の音量を設定します。

細かい設定はふたの中に。

左端から。ヘッドホンはこの時代のHi-Fi機だと標準装備ですね。トラッキングはもちろんマニュアル。

各種つまみ。FMトランスミッタはリアの音声をFMで飛ばすものでラジカセとステレオのテレビ、それとこのF30があれば簡単にサラウンド環境が作れるというものらしいです。

FMの送信周波数は78.0MHz。

録音レベルはこんなところに追いやられています…ヘッドホンレベルと同じ大きさの小さいつまみではっきりいって調整しにくいです。

録画ボタンもこんなところにひっそり。チャンネルも小さく、さらに横に同じ大きさのワンタッチタイマーのボタンがあるので間違えやすく不便です。

タイマー関連。当時の他の機種と同じような感じです。ちなみにバーコード予約にもばっちり対応。

本来はここに販促シールがありましたがはがされています…うっすらと跡が。

本来はこんなやつ(再現画像)が付いていたようです。「OSD」はオンスクリーンのことです。

上から。電源などが入っている後ろ側が出っ張っています。

このため他のマックロードより少し奥行きがあります。

横から。カバーはほかの機種と同じ長さで後ろ側は後付けされています。

こんなところにドルビーのライセンス表記が。

背面。他の機種とはだいぶ異なっています。

銘板。「ナショナル」ロゴがあります。ツイン電源のせいかかなり電気を食べるようです。

入出力。サラウンドスピーカの端子があります。

音声出力は単品CDプレーヤのような可変/固定の2系統。

アンテナ端子。UHFが縦に長いです。

電源。スイッチング電源がある左ではなくトランスがある右側にあります。サービスコンセントはほかの機種と同じ300Wまで。

オンスクリーン表示いろいろ。まずは時計合わせ。このようにブルーバックになって表示されます。

これはNV-F3やFS3にもついています。

予約設定。これもF3やFS3と共通なはずです。

ここからがF30唯一(?)の表示。まずはサラウンドモード。ドルビーのロゴが出てきます。

音声モードもそれぞれ英語で表示されます。

チャンネル設定中。下に選択チャンネルの目安が表示されるのが便利。

チャンネル番号もちゃんと表示されます。テレビのように最初は大きく出てしばらくすると右上に。

とりあえず確認できたのはこんなところ。後はリモコンが無いと表示出来ないようです。

主なスペック  
種類 VHS標準/3倍
音声タイプ Hi-Fi
レベルメータ・表示部 LED/リアレベル表示・リニアタイムカウンタ
入力端子 映像/音声x1
出力端子 映像x1/音声x2(固定/可変)、ヘッドホン(ステレオミニジャック、レベル可変)
頭だし機能 VISS
編集機能 エディットモード
ワンタッチタイマー
サービスコンセント

1(非連動)

消費電力 50W、待機時7W
バーコード予約
ヘッド GT4w
メカ Gメカ
リモコン型番 ?
定価 168000円
その他特徴 サラウンド機能搭載、オンスクリーン

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2010/2/19作成開始

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