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Technics SL-XP3(1986)修理編

テクニクスの古いポータブルCDプレーヤー、SL-XP3の修理です。

音が良いと評判のモデルでヤフオクでも値段が上がってしまい動く物は到底入手できません。というわけでジャンクを安く買って直してみました。

今回のブツはヤフオクでアダプター付き、CD読み込まないを¥2000で落札したもの。

普段ハードオフの105円とか315円ばっかり買っているので高い気がしますがXP3ならこんなもんでしょう。アダプター付きというのがでかかったです。

プチプチにくるまれて出てきたXP3本体とアダプタ。

このあと動作確認してみましたが説明通り読み込みませんでした。

まず疑ったのはここ。レンズにほこりが溜まってます。レンズを傷つけないようにまわりのゴムカバーを除去して(写真は取った所)丁寧に拭き取ります。

これで全く無言だったのがディスクが回って読み込もうとするようになりました。しかしまだ苦しそうな動きで読み込みまで行けません。

という訳でいよいよ分解。中の基板は2階建てになっていて詰まっています。

基板同士はこのようにコネクタで繋がっているのでねじを外してうまい具合に引っ張れば外れます。

ソ○ーとかだったら普通にコードで繋げてそうな所をわざわざコネクタにしてあるあたりが松下ですね。

長い間使われていなかったのかピックアップ移動ようのギアが固着していました。いつものグリスアップをします。

モーターが本格的でびっくり。これは凄いですね。

ついでにたまにふたの検出が出来無くなるのを直します。問題部分はここ。

この端子にふたの金属部分があたり導通させることで開閉の検出をしています。これがうまくあたるように調節。

ここまでやったら元に戻して動作確認です。

ディスクをセットすると…無事読み込みました!

というわけでXP3復活です。

 

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2011/10/12作成

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