MITSUBISHI HV-S95(1990)
HV-S100の部品取りにと思ったのですが…
予想以上に程度がよかったので単体で復活を試みることに。
S100より角張ってます。
前モデルS85から少し機能を削り、S100に寄せたデザインにしたモデルのようです。
S100の電源が恐ろしいことになってたので、通電前に見てみます。
やっぱりアースに注意。
基板を起こす際はアンテナの線にも気を付けましょう。
摘出です。
きれいですね。
コンデンサも派手に爆裂していたルビコンYKではなくニチコン製です。
電源は大丈夫そうなのでHICをメンテします。
ありました。
22μF6.3Vです。
足元は怪しかったのでだめでしょう。
ぶつからないように手持ちの適当なのを取り付け。
余裕があればホットボンドなどで固定しておくのをおすすめします。
裏面もさくっといきましょう。
曇った表示パネルは…
拭いてすっきり爽快。
97年に消耗部品キットが交換されてました。
7,8年でベルトあたりがだめになって交換、その後00年代頭ごろまで動いて引退でしょうか。
案の定、ベルトはドロドロに。
ツインサーボメカはモードスイッチも分解できるので、清掃しておきましょう。
半田を外して、爪を押せば分解できます。
モーター横のコンデンサももれなく噴いてるので要交換。
10μF25Vです。足が腐ってました。
定番メンテを一通りこなしてひとまず完了。
消耗品交換時にグリスアップしたのか、固着はありませんでした。
なかなか快調です。
ツインサーボメカはサクサク動作していいですね。
おまけ。S95(上)とS100(下)。
デザインは似てますがよく見ると金型から全くの別物でした。バブルですねぇ…
2020/10/12作成開始
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