日立 VT-Z70(1987)紹介編
マスタックス10周年記念となったZシリーズのフラッグシップ機で、日立初のS-VHS機です。
薄型の筐体ながら当時の流行りだったデジタル処理機能をふんだんに装備。定価238000円。
上がZ70。マスタックスらしい、渋いかっこよさです。
再生などの主要操作キーは外に出ています。
ふたで覆われたバブル機もいいですが、こっちのほうが使いやすいですね。
旧ロゴS-VHSのバッチが輝きます。
能書きが多いのは日立のお約束。好きです。
ヘッドは日立が唯一だったはずの5ヘッドなSX5。
レベルメーターは綺麗な細いLED表示。
取り出しがここに押し込まれてるのは珍しい配置ですね。
フラッグシップのS機ですがまさかの4桁カウンターです。
日立はほんとにリニアタイム表示に消極的でしたね…
オープンすると、開けたふたの側にも操作ボタンが。
まだトラッキングはアナログの手動式です。
アフレコ、インサートはもちろん装備。
デジタル機能は本体だとPinPとメモリーのみで、他の機能はリモコンを使う必要があります。
S-VHSランプは赤く光り、存在感があります。
テープ残量もOK。フラッグシップなりの装備は一通り備えます。
マスタックスは販促シールの現存率が高いですね。
いろいろなデジタル処理機能がついているようです。
日立ロゴはちゃんとエンブレム。
よく見ると「Z」のフォントだけ違います。
10周年記念モデルに貼られたシール。20周年はありませんでした…
かなりカッコいいデッキですがこの時期のマスタックス共通でコンデンサに爆弾を抱えています。
軽い気持ちで手を出すと泣きを見るのでご注意を…
2020/9/27作成開始