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SANYO CFH-301B(1981)修理編
サンヨーのかなり古いファンヒーターです。今は亡きサンヨーご自慢の「ロータリーガス化バーナー」を搭載しています。
円盤状の気化器を使って回転させ遠心力で石油を気化する方式でにおいも少なく消費電力もそんなに多くない方式でしたが現在では業務用のヒーター(体育館とかにあるようなやつ)に使われているのみになっています。
だいぶ短い記事になってしまいましたが今回はほこりが凄いのと調子が悪かったので分解清掃しました。
当時の広告より。何故か宙を舞う(?)ロータリーガス化バーナー。
またいきなり修理後の写真ですが…レトロな感じ。もちろん木目調です。
形式は「回転霧化式」です。ロータリーガス化バーナーを積んでいる証拠ですね。
今回はこのロータリーガス化バーナーがどんな物かみたかったので入手しました。
フロントパネルを外したところ。左がバーナー、右がタンクと基板。
燃焼室のカバーを取りました。燃焼部が出てきます。
左下のおもりは対震自動消火装置。
バーナーを取り外しました。
内部にもだいぶほこりが…
裏側にはモーター。これを回転させて灯油を気化しているようです。
コンデンサもありました。
上から。中央の部分も外して清掃しておきます。逆ねじなので注意。
左下は点火プラグとフレームロッド。一応外して磨いておきました。
唐突ですが…元通りに組み立てて点火試験。無事に動作してくれました!
弱燃焼で連続運転しても正常に動作するか確認します。対震自動消火装置の確認も忘れずに。
2010/1/29作成開始